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の安全衛生活動の進捗状況の報告や会社に対する要望、質問、意見といった現場の声が寄せられます。
社内の委員会ではこの議事録をベースに審議し、社内の委員会議事録を作成して各船に配布します。
このようにすれば、一船で発生した問題とその対策を全般で共有することができます。
また、現場の声には必ずイエス・ノーをはっきりして、できる限り早く回答することを心がけています。
会社に何をいっても何も変わらないのでは、安全衛生活動は形だけのものとなってしまいます。
海陸間のキャッチボールが何よりも大切なのではないでしようか。
船内の安全衛生活動を活性化するために事務局で工夫している点は、安全衛生に関する新鮮な話題や指標を現場に提供することです。
そのために、社内委員会では毎月の月間目標を策定し、船内委員会はこれを重点テーマとして遂行して、乗組員の安全衛生教育を実施するようにしています。
月間目標をテーマ別に分類すると、具体的な災害防止対策として、「火災、酸欠、高所作業、係離岸作業、荒天航海、寒冷地就航、海賊」など、安全設備や装備の点

 

 

 

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